書 け な く な っ て い る orz
6月ごろみたいにちょちょっとなんか書こーとお題サイトを彷徨っていたのですが
うーんうーん
こういうときは無理することもないか…明日になったら書けている気もしないでもないし笑
私は何が書きたいんだろうなあ
そんなことをいいつつちいさい大佐をちょっぴり書きました
つづきからです ほんとにちょっぴり
大きいハボとのまったり生活です
あとサイト内を少々整理しました
どうしても…どうしてもこれだけはっ…!ていうのだけ一旦下げました…
書きなおすか そのままなかったことにするかはまだ決めてません
自分が一度出したものを下げるのは 自分でやる分においてはちょっとどうよ と思うところもあるのですが(人様の作品が下げられてしまうのには特に思いませんかなしいだけ…)
出せっていうやつがあったらこっそり言っていただければこっそり戻ってます
でもたぶん消えたとこわかんないはず(探さないでくださいマジで)
ちいさな大佐は、もともと大きな大佐だった。
気が向くとたまに小さかった頃(幼いと言った方が正しいかもしれない。大きさはたぶん今の大佐より大きいはずだから)の話をぽつぽつとしてくれる。
いつもは俺が大佐に俺の世界のことを話してばかりだから、幼い大佐の話が聞けることは珍しい。
今日はその珍しい日だったようで、いつものグミベアーを抱きしめてかじりついていた大佐は、腕の中の熊をそっと置くと、思い出したように昔の話をしだした。
「私は大佐だったからな。毎日毎日書類にサインをしていたんだ。これでもかというくらい」
「そんなに?」
「毎日たくさんのサインをしたのに、翌日になるとそれが元通りになっているどころか、増えるばかりだった。気づいたら増えているんだ」
「そういうところは俺の世界と変わんないですね」
毎日毎日書類ばかりというのには、多少身に覚えがある。
「少尉はまだそんなに仕事があるのか?もう大人なんだろう?」
「はあまあ…まだっつーかこれからかもしれません。俺たちの場合は成長するに従って仕事が増えるんで」
まあそれなりに上にいけたら、の話だが。上昇志向のない俺は一生このままかもしれない。
煙草を吸いながら大佐の話を聞いていたはずが、やっぱり最終的には俺の話になっている。
ぷかぷか浮かんでは消える煙の輪を眺めて(この輪が大佐はやけにお気に入りなのだ)答えると、大佐は不満そうな声を上げた。
「だったら、おまえたちはせっかく大人になっていくのに、縛られていくばかりじゃないか」
「言われてみりゃそうですねえ……ってあんた。どこに登ってるんですか」
机の上にいたはずの大佐が、煙のわっかなんかよりよっぽどお気に入りのグミベアーそっちのけで俺の服の胸元あたりをよじ登っている。
「少尉に登っている」
「律儀に返事してくれるのはいいんスけど…なんのために?」
少々、いや、けっこうな確率でいやな予感がする。
「うん。今日は少尉の仕事を見に行くことにした」
よじよじと登って俺の胸ポケットに納まって、大佐はその綺麗な黒い瞳を、新しいことを知る前の子どものようにきらめかせて彼の中での決定事項を告げた。
そしてハボは非番だったりします(原作ネタ)PR