ちょっといろんなものに浮気中ですぬーすみませぬー
ヘタレ気味な忠犬わんこ攻が好きな自覚はありましたが
それに乙女思考とヤンデレがプラスされてもいけるとは思ってなかったというかなんというか
ハマりすぎないよう注意するといったゲームに見事にハマってますorz
ジュリオ可愛いよジュリオ
オフィシャルの威力は強いなあ…(笑
続きから小ネタ投下しておきますー
7日にアップ予定だったのにずれ込んだ…orz
7日のつもりで読んでください(でも7日でも遅(略
30分くらいで作って更正もしてないんでそのうち消すか書き直す予定です…
今更感が漂いまくりですが ハッピーハロウィンー
南方での演習に出向いていたハボックが2週間ぶりに司令部に戻ると、黒髪の上司がやけに楽しそうにこちらに寄ってきた。
「ハボック少尉、口をあけろ」
「へ?何……ぐ」
聞き返したところを狙い済ましたように口に突っ込まれて、それ以上話せなくなったハボックは一旦おとなしくして舌の先にあるものを確かめる。
「はんへふか…?」
聞きながら、口に広がる安っぽいオレンジの味にその正体を知る。
ロリポップ、だ。
「あー…どうしたんスか、これ」
「先週はハロウィンだったろう。もらった」
「……あんたもう子どもじゃないでしょうに…」
「こういうのは楽しんだもの勝ちだと思わないか?少尉」
「はいはい」
自分の分なのか、どこからともなくもうひとつ取り出してぺりぺりと包みを剥がしている上司を呆れたようにいなすと、同じオレンジ色のロリポップをなめながらロイが続ける。
「皆にも渡したんだが、こればっかりたくさんあるんだ。ハロウィンいなかっただろう、手伝え」
「はあ。そりゃ構いませんけどそんなにあるんスか」
「何故か分からんが今年はこればかりもらってな。…そうだ、今日がハボックのハロウィンということにして、今日一日、煙草の代わりにそれにしておくか?」
「ええ!?ちょ、勘弁してくださいよ!」
「口寂しくないだろう?ああ、これは没収しておくから」
「うわ、いつの間に!」
なんで大佐のくせに手癖悪いんだこの人は!
胸ポケットからスルリっと煙草のパッケージを奪って「明日には返してやる」とえらく上機嫌に笑うロイに抗議しようとして、ハボックは頭にひらめいたものに動きを止めた。
そして、満足そうに煙草をしまうロイを見下ろす。
「大佐?」
「なんだ?」
「これ。煙草の代わりなんですよね?」
「そう言ったが?」
「てことは、今日の俺にとって、これは煙草というわけですよね」
「……まあ、そういうことになるな」
答えながら、ロイの口端がわずかにひきつった。
何を言われるのか察しがついたのかもしれないが、もう遅い。
墓穴をしっかり掘ってくれていた可愛い上司の手からロリポップを奪って自分の分と一緒に傍にあった灰皿に置く。
「じゃあ一週間遅いですけど…って何自分の耳ふさぐとか可愛いことしてくれてんですか」
「聞きたくない」
「いや聞きましょうよ言いだしっぺ」
抵抗する両手をなんなく解いて、ジャン・ハボック少尉は本日最高の笑顔でロイ・マスタング大佐に告げた。
「――Trik or Treat?」
A:そのままおいしくイタズラ
B:まだお菓子がたくさん出てきてハボ撃沈
C:ここは大部屋で中尉の銃で両者撃沈
さあどれだ
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